このページは昔のホームページの残骸です.
私の現在のページにも,多分(笑)同様のコンテンツを用意しておりますので,そちらにお越しください.

http://www-nishio.ise.eng.osaka-u.ac.jp/~tsutomu/index-jp.html

 

 

最近やったゲームのぺぇじ

このページでは僕が最近やったゲームを紹介します.まぁ,よくあるページですね.このページを読むメリットは,僕の知り合いならそのゲームを貸してあげるよ,とかそういったものしかないかも...ゲーマーではないので数は少ないです.基本的に面白かったものしか載せていません.なぜかというと,やってみて面白くないと思ったゲームはすぐにやめちゃってレビューがかけるほどではないからです.

やったゲーム一覧
EVE - burst error -
ロードモナークオリジナル
To Heart
ロードモナークプロ
大航海時代外伝
ファミコン文庫 はじめての森

クリアした昔のゲームのレビューへ飛ぶ


EVE - burst error -

アドベンチャーゲーム Win95

EVEです.このページを作ろうとおもったきっかけソフトです.こいつは面白かった.
システムは通常のAVGと同じなのだが,2人の主人公が存在して,この2人を切り替えながら話を進めていく「マルチサイトシステム」というのが結構斬新.2人の主人公はまったく別の事件を追っているのだが,ことあるごとに関わり合い,最終的に一つの事件へと迫っていく..
ザッピング(キャラ同士の関わり合い)があるゲームは昔からあると思うが,このシナリオはほんとにすごい.二人で図らずも共同してちがう場所からシステムをハッキングするシーンなんかは構成のうまさに脱帽した.というわけで,シナリオは文句無し.僕のAVGベスト3は「オホーツクに消ゆ」「スナッチャー」「ポリスノーツ」あたりだったんだけど,これは一番いいかもしれない.一度やってみるといいと思う.

ただ,けして万人に薦められるゲームではない.まず第一に長編であるため,非常に時間がかかるということだ.フルボイスだとは言え,CD3枚組(しかも容量は結構満タン)ということからも大変さがわかると思う.さらに,序盤のストーリーは結構だらだらとしているため,そこでいやにならずに中盤以降の盛り上がりまでたどり着ければそこからはぐいぐい引き込まれていくのだが,いやになってやめてしまう人もいるかもしれない.

また,不満な点もいくつかある.まず,これはパソコンゲームらしいといえばらしいのだが,シナリオを進めるために,同じコマンドを何回も実行したり,無意味とおもえる場所に行ったりきたりしなければならない.このフラグ立て作業は結構しんどいものがある.次に,最後の犯人当てだが,最初に完全に推理することは多分不可能だろう.一度失敗してストーリーの続きを見ないと犯人がわからないようになっている.逆に,一度失敗すればほぼ回答を見せてくれるので二回目は簡単である.推理モノとしてはこれはよくないと思う.いろいろな複線がはってあるので,犯人当ての時僕はいろいろ考えた.しかしあのどんでんがえし..いや,どんでん返しというより,「なんじゃそりゃぁぁ」という感じだった.このゲーム,そこまではなんというか,「仮想世界のリアリティ」みたいなものがあって,結構現実感があった.しかし,最後のどんでん返しはちょっとリアリティに欠けたんじゃないかなあ...また,一回失敗したらほぼ回答を見せてしまうっていうのも...推理する必要がなくなっちゃう.

ところで,Win95版はもとになっているのがセガサターン版ということで,18禁ではない(たしか).本家の98版では,いたるところにHシーンがあった(ようだ).ということで,シナリオを強引に書き換えて何とかHシーンなしでやっている.ただ,ちょっとほころびが出ていて,つじつまが少し合わなくなっているところがある.別にいいんだけど,なんで18禁で出さなかったんでしょう.声優が嫌がるからかなあ?

かなり文句をつけてしまいましたが,とにかくすばらしいシナリオだったと思うので,みなさんやってみることをお勧めします.

(おまけ)僕は,始めはまともにやってたんだけど,そんなに暇な時間もないし,なんとか短時間で終わらせたかった.というわけで,C's Ware(開発元)のページに行って,攻略チャートをダウンロードした.もちろんそのままみたらストーリーがわかっちゃうので,印刷して右半分をちぎって,次イベントが起こる場所のみがわかるようにしてゲームを進めた.こうすると,無駄な場所へ行かなくて済むけど別に今後の流れがわかってしまうわけではない..ということでストーリーを楽しむことができました.別にお勧めするわけではないけど,一応時間がない人の参考までに...


ロードモナークオリジナル

シミュレーションゲーム Win95



ロードモナークというゲームは,日本ファルコムのゲームで,確かこの「オリジナル」は,ファルコムがWindows95のゲームを出し始めたころの作品だとおもう.ファルコムといえば,「イース」や「ドラゴンスレイヤー」シリーズが有名ですが,個人的にはそれらに匹敵するくらいこのゲーム好きです.基本的にはリアルタイムのシミュレーションで,非常にシンプルなルールの中で他の国と争い,すべての国を倒せば一面クリア,というゲームです.こういえばすごく単純なのですが,このゲームにはすごい魅力がつまっている(と僕は思います).まず, ということが挙げられます.ユニット同士で戦闘が起こると必ず強いほうが勝ちますし,資金の増加やユニットの増加も必ず一定の計算式から導かれ,ランダム要素ははいりません.また, ということが挙げられます.こんなのはシミュレーションである以上あたりまえのことなのかもしれませんが,このゲームではその戦略を考える作業がすごく楽しい!のです.川に橋を架けたり,細い道にバリケードを作ったり..それらの場所や仕掛けるタイミングを考え,兵力の配置を考えるのは大変面白い.上に書いたように,ランダム要素がないからこそ戦略の是非がはっきりしていて,自分のとった戦略の正しさがそのまま結果に反映されるので,自分の成長が実感できるところがいいとおもう.

僕がロードモナークを知ったのは,MSXユーザだった遠い昔,PC-98シリーズの画面写真を見て面白そうだ..と思ったのが初めてでした.けど,MSXユーザだった僕は移植されるのを待つしかなく,結局できずじまいでした.それから何年かたって,メガドライブ版が発売されたので,速効で手に入れて,想像どおりハマりました.今から考えると,ストーリーモードがあったり,面の中にさまざまな仕掛けがあったりしてかなりお得なソフトだったような気がします.難易度も結構高かった覚えがあります.しかし,やはりパッドでは操作がしづらく,画面の解像度も低いので全体が把握しにくかったのが唯一残念でした.それからまた何年かたって,TECH-WINを読んでいると,「Win95版のロードモナーク発売」の記事が目に止まりました.しかも体験版ではちゃんと遊べるマップがたくさんついてて,再びロードモナーク熱がやってきてしまいました.で,オリジナルを手に入れたわけです.

ロードモナークにはオリジナルの他にも「ファースト」「プロ」というバージョンがあるのですが,「ファースト」は簡単版らしいのでもういいでしょう.というわけで,次は「プロ」をやってみようかどうか思案しているところです.

僕の戦略なんですが,攻略本とか雑誌記事とかをほとんど見てないので,まったくのオリジナル戦略です.戦略の紹介もしようかとおもいましたが,まあとりあえず保留しときます.もっと極めたら紹介しようかなと思います.ちなみに,僕の「オリジナル」での成績は,

残り日数 : 53819日
段位    : 5段

です.この成績がどの程度なのかはよく分からないんですけど,まだWin版をやり込んだわけではないので,もっとやってみたいと思います.

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これを書いてからプロ,オンライン,ファースト,オリジナルマップとクリアして,もう一度オリジナルに挑戦してみた.その結果,

残り日数:114067日
段位:名人

と,倍以上に増加しました.ロードモナークのページで勉強した甲斐があったというもんです.ロードモナークのページのスコアランキングでも現在11位に位置しています.
 


To Heart

サウンドノベル Win95



To Heartというゲームは,いわゆる「恋愛モノ」です.自慢じゃないですが,僕は「ときめきメモリアル」とかそういったたぐいのゲームはまったくやったことがありませんし,別にやる気も起こりませんでした.ただ,サウンドノベルというジャンルは比較的好きなので,このゲームをやるきっかけとなったものです.

ゲームの舞台は高校で,主人公は9人(だったかな)いるヒロインと高校生活を楽しみつつ,仲良くなっていろいろなストーリーを味わう,といった内容です.発売元のLeafも言っていますが,普通のサウンドノベルはたいてい推理モノや恐怖モノばかりで,さわやかな恋愛のサウンドノベルなんて初めてだったような気がします.

このゲームのすばらしいところは,それぞれのヒロインの描写が非常にしっかりしていて,しかもそれぞれ感動的なストーリーがだんだんと語られていくところだと思います.一歩引いてゲームをやってしまうと,くさいセリフ回しややり取りにさめてしまうかもしれませんが,自分がゲームにのめり込んでやってみると,すばらしい音楽ともあいまって,感動的なストーリーを感じることができると思います.

一プレイも数時間で終わりますし,手を抜いてあるキャラクタもいない(とおもう)ので,このゲームもお勧めです.音楽も秀逸!

ところで,このゲームやってるときも僕はあまり時間がなくて,いわゆる攻略チャートみたいなものをインターネットで探した事があるんですが,いやー,To Heart関連のページの多さにはびっくりしました.これもこのゲームの人気を表わしていますね.中にはゲーム内の特定のキャラへ異常な執着をしているページとかもあって...さすがにそこまでのめり込むことはできませんが,すげーなーと思いました.みなさんも一度,「goo」なんかでサーチしてみてください.面白いと思いますよー.



ロードモナーク プロ

リアルタイムシミュレーション Win95



やりました.ロードモナークプロ.いやー,やっぱり面白かったです.各面のあまりのいやらしさに,始める前はいやな感じになりますが,始めてしまうとついついはまってしまいます.ゲームの面白さなどについてはロードモナークオリジナルの方で説明したつもりなので特に説明しません.

ロードモナークプロのいいところは,「うわーすごい不利な形勢だ」というスタートからじわじわと自分の領地を拡張し,ついに他の国を倒したときの達成感が他のゲームに比べてすばらしい!ということです.オリジナルより難しくなった分,達成感も大きいです.

で,成績は,57447日残り.名人!です.オリジナルの時とおんなじくらい残せたということはかなりうまくなったということでしょう.また,100%占領も初めて体験しました.

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これももう一度やり直して,83311日まで増加しました.これはランキング7位に入りました.



大航海時代外伝

シミュレーション Win95


光栄の航海シミュレーションゲームです.貿易したり,海賊と戦ったり,宝を探したり,すごくいろんなことができます.
昔,MSXというパソコンで,大航海時代をやったことがありました.そのあまりにも自由度の高いシステムに最初はとまどいましたが,なれれば大変面白いゲームでした.いろいろなゲーム要素がバランスよく融合していたと思います.

で,この外伝なんですが,大航海時代2の外伝という位置付けになっています.大航海時代2からは,主人公にあらかじめキャラクタ付けがなされており,次にやるべきことが決められています.

昔は自由度のかたまりのようなゲームにだったのに,なんかこの設定のせいで,シナリオを進めるために課題をこなす,おつかいゲームになってしまっている.ちょっと残念.

 


ファミコン文庫 はじめての森

アドベンチャー スーファミ


スーファミで1999年に発売された作品.もはや過去の遺物となっているスーファミにもいくつかゲームが出ています.で,このゲームはほんわかしたアドベンチャーゲームです.少年と「あやかし」と呼ばれる妖怪たち,自然との係わり合いを描いた作品で,やっていると非常にいい気分になります.謎のほうも鬼が島とかみたいに意地悪ではなくて,総当りで攻めていけば簡単に先に進むことができます.

スーファミをいまだにやっている人はほとんどいないと思うけど,この作品は名作だと思います.是非借りるなどしてやってみましょう.

シナリオに関しては,最終ゴールにたどりついた後の話の流れが強引で,結局自然破壊をしても誰かが助けてくれるし,木を切っても木自体は別にいやがってないよーん,といった感じなので,ぜんぜん教育効果はないのですが,ま,それまでが面白かったのでいいとします.


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